プロジェクトストーリー
深津 祐介
営業部 城北営業所 営業所長
2003年入社 帝京大学 卒業

逆転ホームランで掴んだ、ユニット史上最高額受注

深津は、その受注の瞬間に小さくガッツポーズをした。
受注額は、約6,800万円。
この金額は、ユニットでも初のものだった。
営業をコツコツ地道に行った結果だった。
日頃は新宿区が中心の営業テリトリーを巡回するのだが、一部千代田区が含まれる。
その「案件」も千代田区のものだ。
主に大手ゼネコンが営業先。
その日は営業先から次の営業先の間に、通過地点であるそのビルに立ち寄った。
「深津さん、実は数日前にこのマンションの浄化槽メンテナンスの時にマンホールに人が落ちてしまったんだよ」―。
こういう話を聞いた。
深津は「二度とこういう事が起きて欲しくない。何が何でも危険回避をしてもらわなければ」と心に決めた。
自社製品のみならず、その落下事故を防止できるであろう商品を片っ端から調べ上げた。
マンホール工事用保護蓋で落下防止を、エスカレーターフェンスで注意喚起を行えるはずだ―。
その商品を入手するルートも、社内に呼びかけ探ってもらい確保した。

だが、その話は一度頓挫する。
「一瞬にして疲れに襲われた。落胆にも近い感覚。営業職にはよくある話だがやはり額が大きいだけにショックも大きかった」と深津は振り返る。
そしてまた、いつも通りの営業活動の日々に戻る。
一度きっかけを掴みかけたのだからまたチャンスは訪れるだろうと、深津はその商談を諦めてはいなかった。
いつかはまた、声をかけてもらえる―。
心のどこかで再度チャンスが訪れるのを待ちながら、”通常運行”の日々を過ごした。

ある日1本の電話が入る。
「深津さん、先日の話はまだ進められるか。商品は手に入るか」と。
あの案件に関する電話だった。
納期・予算・要求と3つのニーズがとても厳しいものだったが、再度巡ってきたチャンス。
当時の上司と共に富山の業者のところへ打合せに行った。
業者も精一杯の協力体制で臨んでくれた。
社内も同じく精一杯のサポート体制を見せてくれた。
人々の安全のため、そして再度掴んだ大型商談のチャンスを逃さないために。
納品されてきた商品は営業所の倉庫に入りきらず、他の営業所の倉庫も借りた。
受け入れ態勢は万全だった。
「この時、ユニットという会社にある”相互に助け合う”という資質を改めて感じた。
誰かが手一杯だったら手の空いている者がそっとサポートに回る。営業所が自然とまとまり臨んでゆくのが、もしかしたら我が社の一番の商品かもしれない」と深津は言う。

結果、納期・予算ともにタイトだったその案件を見事にクリアできた。
自己の目標額は、1ヶ月で1,000万円。受注額は、約6,800万円。
先のガッツポーズは、出ても当然の額だ。
「当時の上司には感謝しきれない。また、自分が所属長という職についた今、同じようなサポートを部下にしてやれているのかと、時々自らを振り返ることもある」。
売り上げの8割は電話やFAXでの連絡が通常だ。
カタログを見て注文して来る小口の常連さんたちだ。
一方2割の受注は営業担当者が取ってくる。
ゼネコンや卸先からの受注がメインで、1口あたりの金額は電話やFAXの数十倍、いや数百倍の金額だ。
「これは、営業マンが営業先との信頼関係を得て初めて実現できる数字。金額のみならず、特注品はほとんど営業マンの受注だ。企画・提案からデザイン、工場での仕上がりチェック、納品と、一つの商品にトータルに関われるという面白さも営業職ならではの面白み」と深津は語る。

ユニットという会社の面白さは、と問うと「お給料はお客様のオーダーから頂いているんだという、ごく当たり前の事実を社員全員が認識しているところ。そして、その仕事が人々を危険から守っているんだという自負があるところ。だからこそ一体感が生まれているのだと思う」―ユニットを語る時はいつも笑顔だ。
深津は以前、カード会社の債権回収に関係する部署で勤務していた。
その頃、子どもの宿題で、お父さんやお母さんのお仕事はというものが出題されていたらどう答えただろうかと思うという。

「今だったら胸を張って、”工事現場やまちの中、ありとあらゆる場所で人が安心していられるためのお手伝いをしているんだ”と答えられる。仕事に貴賎なしとはよく言われることだが、折角なら若い人たちには、世の中の役に立っていると自信をもって言える仕事を目指してもらいたい。それも、単に商品を届けるだけでなく、自分の詰んだ経験の中からよりよい提案をし、顧客と一緒になって社会貢献できる仕事を」とこの安全関連商品の営業という仕事を推した。
ここ数年で30人ほどの若手が入社した。
深津は、このことについて、本当によかったと感じている。
みずみずしい感性で、あらゆることにいい意味での疑問を持ちそれをぶつけてくる。
それが社内のカンフル剤になっていると信じて疑わないのだ。
例え”世代ギャップ”で通用しない話題であってもお互いに笑いあえる雰囲気が、事務所には漂っている。
「今年もまた新しい出会いを期待している」。
深津の期待は大きい。

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